コインブラ大学の学食紹介
今回は、コインブラ大学の学食について紹介したいと思います。
コインブラ大学には大学内になんと!!!10箇所以上も学食あります!私が日本で通っている大学の食堂は1箇所です。それに比べてコインブラ大学の学食の多さにとても驚きました(笑)のその中でも、安くて毎日行列のできる食堂を紹介したいと思います。
Cantinas Azuis という名前の食堂で、文学部から徒歩3分の場所にあります。
13時の昼休みの時間と同時に、多くの学生が食堂に向かって歩いていきます。猛ダッシュをして食堂に向かっている学生もいます(笑)私が到着するころには既に行列ができています!!食堂の前には、その日のメニューが貼り出されており、カロリーまで記載されています。
食堂のメニューはとても豊富で、メインのプレートの他にも、パン・フルーツ・ジュース・ヨーグルト・デザートまであります!!
私が選んだメニューを紹介したいと思います。
Segunda-feira
Terca-feira
Quarta-feira
なんと!!すべて、2.40ユーロです。日本円で約300円です!この安さとボリュームが人気の一つではないかと思います。 食堂の回転のスピードが早いので、行列ができていても直ぐに食べることができるのでオススメです。大学に観光に来ている旅行者の方や、近所の方、ランニング終わりの方、色んな方がこの食堂を利用されています。お昼は12:00〜15:00、そしてなんと夜も19:00〜21:15まで営業しています。是非コインブラで観光する機会があれば立ち寄ってみて下さい☺︎
私の今学期の時間割を紹介
私のコインブラ大学での今学期の時間割がこちらです↑↑
Comunicação Escrita(文語表現)
先生が作成したプリントによって授業が進められます。主に、長文問題や穴埋め問題が多いです。授業終わりに一つテーマが出題され、そのテーマに沿って長文を書いてくる宿題が毎回あります。提出した宿題は、次の授業に先生が間違いを正してから返却してくれるので非常に分かりやすいです。先生が赤のペンで間違いを正してくれるので、プリントが真っ赤になって返ってきたら少しへこみます(笑)
Comunicação Oral(口語表現)
先生が作成したプリントによって授業が進められ、そのプリントに沿って先生が問題を解説していく形式です。ペアを組んで会話をしたり、みんなの前で発表するという形式で会話することが多いです。この授業の担当の先生は日本が大好きなので、教材の内容に日本というワードが出てくることが多いです(笑)私にとって非常に嬉しいことです。授業の中ではテーマに沿った語彙を沢山教えてもらえるので日常に非常に役立つことが多いです。
Cultura Portuguesa(ポルトガルの文化)
先生が作成したプリントとスクリーンによって授業が進められます。配られたプリントの内容に沿って先生がどんどん質問してきます。先生に急に当てられることがあるのでいつも当てられる準備をしています(笑)私が知らなかったポルトガルについて深く知ることができるので非常に勉強になる授業です。
Esturutura Lingua Portuguesa(ポルトガル語の構造)
先生が作成したプリントによって授業が進められ、文法、動詞の活用などの必要な知識を身に着けることができます。先生が細かい内容まで説明してくれるので、非常に分かりやすいです。どの授業も大切ですが、この授業はポルトガル語を勉強する上で一番大切な授業だと思います。
ポルトガルの気候って?
ポルトガルの気候
一般的にはポルトガルの気候は一年間を通じて温暖で、欧州の中でも特に気候が恵まれている国のひとつとして挙げられています。
ポルトガルは地中海性気候に属し、国土は日本の約4分の1の面積ですが、地域によって多少気候が違ってきます。
基本的にポルトガルの家庭にはエアコンがありません。私はポルトガルに来てからそのことを知って驚きました(笑)ですが、日本と違いポルトガルは湿度が高くなくカラッとしています。とはいっても夏のポルトガルの日差しは非常に強いので、日焼け止めとサングラスは必需品です。
冬は日本より暖かく気温も日本の11月と同じぐらいで過ごしやすいですが、北部では雪を降ることもあるので行き先によっては防寒対策が必要となってきます。
秋から春にかけては気候が不安定な時期もあり、北部は雨量が多くなりますので、雨具の準備が必要です。 天気予報で雨が降らないと予報されていても、急に雨が降ってきたりする日があります。常に折りたたみ傘を常備することをおすすめします。
ポルトガルの気候に合わせた服装
ポルトガルの春(3~5月)の服装は3月〜4月は日本の東京よりも暖かめで、日中は長袖のシャツや軽めのアウターなどで過ごせますが、天気が不安定な日が続くこともあります。 5月は少し温度が上がりますがそれほど暑い日も少なく長袖やジャケットが基本ですが、日差しが強くなるのでお肌が気になる人は紫外線対策を行ないましょう。
ポルトガルの夏(6~8月)は長く雨が降らず、爽快な晴天に恵まれることで観光のベストシーズンといわれています。 日本の夏より少し気温が低めで、乾燥しているので非常に過ごしやすいと言えますが、北アフリカ大陸から吹くシロッコと呼ばれる熱風によって猛暑日になることも稀にあります。 日差しが強く朝晩は涼しくなりますので、日焼け止めクリームに加えサングラスや薄手のパーカー、サマージャケットなどを準備しておくとよいでしょう。
ポルトガルの秋(9~11月)は日本の秋とほぼ同じイメージで問題なく、中頃まで半袖に軽く上に羽織る程度のものがあれば良いほどポカポカ陽気の日が多いです。 9月でも日差しが強いので紫外線対策が必要です。朝晩は少し冷えますので重ね着できる服装を用意しておくと問題ありません。本格的な秋を感じる11月にはセーターや薄手のコートが必要になってきます。
ポルトガルの冬(12~2月)は秋より少し2℃~3℃程度の温度が下がるぐらいで、11月と同じ程度の服装で良いほど冬でも非常に過ごしやすいです。朝晩や雨の日は急に冷え込んで晩秋のような寒さの日もあるので、フリースなど準備しておくと助かります。また、ポルトガルの冬の時期は秋と同じように雨が比較的多いので、雨具は必需品です。
ポルトガル旅行をするなら6~8月がベストシーズンだと私は思います☺︎
一年中、日中と朝方、夜方の温度差が大きいのもポルトガルの気候の特徴だと思います。昼と夜で10度ほど温度が変わることも珍しくありませんので、夜まで出かける際には上着を持って外出するようにしましょう。
ポルトガルと日本のつながり
実は、日本を初めて訪れたヨーロッパ人はポルトガル人であると言われています!
その後、1540年代から一世紀に渡って南蛮貿易が行われ、ヨーロッパやアジアの産品が日本に持ち込まれました。この時に、ポルトガル商人によって持ち込まれた商品には、日本人が目にしたことの無いものも多く、ポルトガル語の単語がそのまま日本語として取り入れられることにったそうです。
以下は日本語になったポルトガル語の一部です↓↓
日本語 | 意味 | ポルトガル語 | 読み方 |
カステラ |
castella | カステラ | |
パン | pão | パン | |
バッテラ | 鯖寿司 | bateira | バッテイラ |
ボタン | botão | ボタン | |
歌留多(かるた) | cartas | カルタス | |
カッパ | capa | カッパ | |
更紗(サラサ) | 模様を染めた布地 | サラサ | |
金平糖(コンペイトウ) | confeito | コンフェイト | |
カルメラ | caramelo | カラメーロ | |
ボーロ(ケーキ) | bolo | ボーロ | |
天麩羅(テンプラ) |
têmporas |
テンポラス | |
おんぶ | ombro | オンブ | |
先斗町 | 京都市にある花街 | ponto |
ポント |
皆さん馴染みのある単語があると思います。こんなにも多くの単語がそのまま日本語として取り入れられることに私は驚きました。
私の大好きな鯖寿司もポルトガルからきた単語だなんて(笑)
このように日本とポルトガルには深い繋がりがあります🇯🇵🇵🇹
ポルトガルのビザ申請について
ビザを申請するためには様々な書類が必要となります。留学のために申請するビザはE6(ESTADA TEMPORARIA)と呼ばれるものです。ビザの有効期限は1年間です。
申請に必要な書類
・申請書
・パスポート(有効期限3ヶ月以上)
・カラー証明写真1枚(3×4cm)
・往復チケットの予約証明書(正)
・海外留学保険証明書
・無犯罪証明書(ポルトガルにおける)の発行依頼用紙
・警察署によって発行された無犯罪証明書(外務省によるアポスティユー証明が必要)
・銀行による英文残高証明書(100万円程の残高・原稿)
・留学先大学の入学許可証(原本)
・ポルトガルにおける住居証明(原本)
・日本の大学の在学証明書(原本)
・宣言書
・郵送用のレターパック(520円)
青字は、ポルトガル大使館HP(「ポルトガル大使館・中期滞在査証」で検索)でダウンロード・印刷して下さい。
赤字は、ポルトガルから原本を送ってもらう必要があるので早めに依頼しましょう。
黒字は、国内で用意することができますが、発行に時間がかかるものもあるので早めに申請することをおすすめします。
<参考URL>
①http://embaixadadeportugal.jp/jp/consular_jp/%e4%b8%ad%e6%9c%9f%e6%bb%9e%e5%9c%a8%e6%9f%bb%e8%a8%bc/ ポルトガ ル大使館← E6ビザ(ESTADA TEMPORARIAについての情報が載っています)
②http://www.pt.embjapan.go.jp/jp/con%20web/taizai_tanki.htm 在ポルトガル日本国大使館ホームページ 入国宣言についての留意事項が掲載されています。
ビザを習得するまでに1ヶ月を要するとされていますが、 実際には1ヶ月半〜2ヶ月程の見通しを持っておくのが賢明だと思います。8月〜9月はビザの申請をする人が多く発行に時間がかかります。
私は約2ヶ月半前から必要書類を集め始め8月の初旬に書類を提出しましたが手元に届いたのは出発のは1週間前でした。東京以外に住んでいる方も基本的に直接持参する必要があります。ポルトガル大使館に直接電話をし、予約が必要となります。また、不明な点があれば大使館にすぐ問い合わせることが大切です。
申請場所
ポルトガル大使館
〒102-0083 東京都千代田区麹町3丁目10-3
開館時間:平日のみ9:30〜12:30
電話番号:(03)5226-0641 (電話で要予約)
私をビザを取得するのがこんなに大変だと思いませんでした(笑)余裕をもってビザ取得に必要な書類を集めることをおすすめします。
ビザ取得について質問があればいつでも気軽に聞いて下さい☺︎
コインブラ大学の冬季講習に参加してきました!
コインブラ大学では、夏休みと冬休みには1ヶ月間の「Curso Intensivo da Lingua Portuguesa」(ポルトガル語集中コース)というコースが開かれていて、基礎レベルから上級レベルまで幅広いコースが開講されています。
私は冬休みの1ヶ月間にこのそコースを受けてきました。
このコースは噂で非常にしんどいと聞いていました(笑)朝から夕方までみっちりポルトガル語の授業があると…そしてメールで送られてきた時間割がこちらです↓↓↓
しっかり朝から夕方まで授業がありました(笑)休みの日はありましたが、授業内で大量に出された宿題に追われる日々でした。
ここで少し授業内容を紹介したいと思います。
Estruturas da Lingua Portuguesa (ポルトガル語の構造)
この授業では、主にポルトガル語の文法についての勉強をしました。先生が作成したプリントに沿って授業が進められました。配られるプリント数は毎授業10枚以上。プリント整理が大変でした(笑)授業の進むスピードも通常授業と異なり非常に早かったように私は感じました。
Comunicação Oral e Escrita (口頭と書面によるコミュニケーション)
この授業では、主に文章に沿って作文を書いたり、プレゼンテーション等をしました。文章に沿って作文を書くので私が1番苦戦した問題は、「31歳〜40歳のある4人はFecebookを利用していません。その4人がFecebookを利用したいと思えるような意見を述べて、自分のアカウントを開けるように説得しなさい。意見を変えるような議論に提示する議論的な文章で書きなさい」という問題で、日本語でも私は書くのが難しい問題なのに、これをポルトガル語で書くとは…だいぶ苦戦しました(笑)プレゼンテーションではポルトガルのおすすめの街の、歴史や有名な食べ物などをパワーポイントでまとめて、みんなの前で発表したりしました。
プレゼンテーション好きの私はみんなの前で発表するのが楽しかったです〜
そして、コースの最終日にはどちらの科目もテストがありました。
このコースを受けることが出来て非常に良かったと思います。朝から夕方までみっちりポルトガル語を学ぶことができるので短期留学の方にもおすすめです。どなたでも申し込みさえすれば、このコースを受けることが出来ます。
10代〜70代の幅広い年代の方が参加していました。70代?? 私も初めは驚きましたが(笑)
73歳の優しいお婆ちゃんに出会い、向上心が高まったと同時にパワーを頂きました。出会いって素敵ですね☺︎☺︎
私の留学先大学は世界文化遺産⁉︎
題名の通り私の通うコインブラ大学はなんと…
2013年にUNESCOの世界文化遺産に大学全体が認定されています。13世紀に設立された世界で最古の大学の一つで、観光地としても非常に人気があります。
毎日、色んな国のツアー団体と遭遇している気がします。。ちなみにこの写真を撮った日は日本人のツアー団体の方と遭遇しました(笑)
そんな素晴らしい大学に通うことが出来て嬉しい〜〜!
全学年の20%がポルトガル以外の国からの留学生という国際色豊かな大学です。8つの学部が存在し、約2万2千人の生徒がコインブラ大学に通っています。
日本で通っている私の大学の約5倍の人数。。そう考えるとコインブラ大学に通っている生徒は非常に多いですね(笑)
コインブラ大学の留学として2つの制度があります。1つは「ERASMUS+」という制度を使って、学部で授業を受ける留学です。もう1つは「Curso Intensivo da Lingua Portuguesa」(外国人向けのポルトガル講座)という制度を使って、自分自身のレベルに合ったポルトガル語の授業を受ける留学です。
私は「Curso Intensivo da Lingua Portuguesa」(外国人向けのポルトガル講座)という制度を使って留学しています。
この制度を使って留学する場合、学期が始まる前にレベル分けのクラステストがあります。
クラスは、A1,A2,B1,B1+,B2,C1,C2のクラスに分けられ、A→B→Cの順で授業内容のレベルがあがります。
クラス分けテストの内容は、自分自身の希望するレベルごとに作文のテーマが用意されており希望するレベルをチェックをし解答する筆記テストと、2人ずつの面接があります。面接内容はその年によって異なりますが、私は、好きな映画や本は何か、ポルトガル語を勉強しているで自分の1番の強みと弱みは何か、ポルトガル語をなぜ勉強しているか、住んでいる場所等といった質問を問われる形式でした。
筆記テストは私の想像を遥かに超える難しさでした(笑)
友達の勧めでブログを始めることになりました。初めてブログを書くので緊張していますが少しでも多くの方にポルトガル留学の良さを知って頂けたら嬉しいです☺︎